【ILM】症例紹介【腰痛リハビリプログラム】
70代 女性
疾患名
腰椎椎間板変性症/脊柱管狭窄症
症状・経過
8月頃に突然、左下肢の脱力感を自覚し、徐々に左股関節から膝関節にかけて疼痛出現
起居動作にて増悪傾向・体位変換時に特に増悪。
歩行より立位保持の方が腰部痛・下肢後面痛の症状増悪傾向。
主訴
立っているのが辛い
問題点
・多裂筋の柔軟性低下
・腹横筋の筋力低下
・股関節前面筋の柔軟性低下
・起立動作時に背面の筋が優位
運動指導
側弯の影響もあり座位姿勢や立位姿勢に体幹のゆがみを認めました。
寝た状態の側弯は座っている時と比べると、比較的軽減していたので筋の柔軟性や筋力を改善できる部分があると判断しました。
従って、側弯により変位してしまった筋肉の状態を出来るだけ元に戻し、そこで保持できるような体幹トレーニングを行いました。
徐々に疼痛が緩和し、現在では旅行に出かけられたり、生活の質が大きく改善しております。