【ILM】症例紹介【腰痛リハビリプログラム】
80代 女性
疾患名
脊柱管狭窄症
症状・経過
自転車で何度か転倒した後より、2年前より腰部の重怠さ・下腿部の痺れが出現。
日常生活動作(歩行と炊事中)に痛みより怠さが出現。
起立時に臀部痛が出現し、歩行時より立位で著明に出現。
痺れる部位が変わることはなく、常に下腿より遠位部に痺れを認める。
主訴
足が痺れる・腰が重怠い
問題点
・変形性股関節症に伴う両股関節の柔軟性の低下
・骨盤後傾位、腰椎前弯減少
・大殿筋と脊柱起立筋/多裂筋の筋力低下
・中殿筋/大腿筋膜張筋の柔軟性低下
・腰方形筋の過緊張
運動指導
上記の筋肉の問題が、患者様の症状に対して関連性が強いと判断し、筋肉に柔軟性をもたらす運動指導や筋力強化のトレーニングを指導させていただきました。
リハビリプログラム6回終了時点で、腰の痛みは7→0に、痺れは9→5に改善しています。
痺れが残存しているので、引き続きアプローチしていきたいと思います。